ボトックスは失敗する?


 ここではボトックス注射による、リスクについてお伝えします。

 注射1本の施術とはいえ失敗の可能性がゼロではないのです。 ボトックスは表情筋などの筋肉を抑制する働きをするので、少しでも注入の場所や量を間違えると表情の喪失や形態の変化が起きてしまいます。

 そのためボトックス注入を行うドクターには、それぞれの機能を解剖学的にしっかりと理解していることはもちろん、「表情の使い方」「過剰皮膚の量」「皮膚の質」など、様々な点を考慮して注入を行うことが求められるのです。 そうでなければ、相互の作用によって思わぬ結果(失敗)を招いてしまいます。

 ボトックスは通常半年程度で効果が切れるので、万が一このような失敗が起きても元の状態に戻るため、これもある意味ボトックスのメリットと言えます、

 失敗しないためには、信頼できる医師を探すほかありません。 医師としての技量を図る目安として、ドクターの経歴を確認することも一つの手です。 大学病院などの専門機関で、形成外科医や皮膚科医としての診察経験のあるドクターを選びましょう。 一概には言えませんが、専門機関では民間の医療機関とは違い、美容外科医としての基礎的な技術訓練をしっかりと行うので、総じて技術力が高い傾向にあります。

 カウンセリングは施術の前にドクターの人柄や相性を判断出来る重要な場です。 流れ作業ではなく、しっかりとボトックスについて説明をしてくれるか、自分なりのポイントを決めて、自分が納得出来ると思うまでカウンセリングはしっかりと受けましょう。
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